プロフィール
杉岡 秀紀
杉岡 秀紀
1980年、奈良県生まれ。2003年同志社大学経済学部卒業、2007年同大学大学院総合政策科学研究科博士前期課程修了。2009年同博士後期課程退学。臨床政策学者。周旋家。2016年から福知山に移住。

専門は、公共政策、地域政策、地域公共人材論、大学まちづり論、NPO論、大学評価論。

大学時代から環境問題、まちづくりに関心を持ち、2003年にまちづくりNPO「きゅうたなべ倶楽部」を主宰(発起人)。地域に開かれた大学祭の創造や商店街活性化、フリーペーパーの発行・産学連携ITプロジェクト・商品開発・リユースフェアなどのコミュニティビジネスを武器に京都府南部地域におけるまちづくりに取り組む。

2007年からは、いったん地域から離れ、霞ヶ関(内閣官房)へ。行政改革推進本務事務局にて、社会保険庁改革に従事する。

同志社大学政策学部嘱託講師(2009〜2014)、一般財団法人「地域公共人材開発機構」事務局総括(2009〜2012)、京都府立大学公共政策学部講師・地域連携センター副センター長(2012〜2016)を経て、2016年秋より福知山公立大学地域経営学部准教授。京都府立大学京都政策研究センター特任准教授。

社会貢献活動として、龍谷大学地域公共人材・政策開発リサーチセンター 客員研究員、一般財団法人地域公共人材開発機構常任理事、一般社団法人社会的認証開発推進機構評議員、NPO法人グローカル人材開発センター理事、NPO法人京都子どもセンター監事、きゅうたなべ倶楽部アドバイザー、真庭市政策アドバイザーなどを務める。

主な著書は、『地域力再生の政策学』(ミネルヴァ書房、2010年、共著)、『地域貢献としての大学シンクタンク』(公人の友社、2013年、編著)、『地域公共人材をつくる』(法律文化社、2014年、共著)、『住民自治を問いなおす』(法律文化社、2014年、共著)、『もう一つの自治体行革』(公人の友社、2014年、編著)、『持続可能な地域実現と大学の役割』(日本評論社、2014年、共著)、『地域力再生とプロボノ』(公人の友社、2015年、編著)『地域創生の最前線』(公人の友社、2016年、編著)、『自治体政策への提言』(北樹出版、2016年、共著)など。

大学時代(2000年)に結成したバンド「シカゴプードル」では、2003年に京都学生祭典(KYOTO STUDENT MUSIC AWARD)でグランプリを受賞。2004年にCDデビューも果たした(2006年に卒業)。

【HP】 http://sugiokahidenori.jimdo.com
【ブログ】http://e013.dgblog.dreamgate.gr.jp/
【facebook】http://www.facebook.com/hidenori.sugioka/

【主な受賞歴】
2002年 「REALIZE In Kyoto(京都府南部地域における学生による地域政策・ビジネスコンテスト)」グランプリ受賞
2003年 「京都学生祭典 全国学生音楽コンテスト(kyoto student music award)」グランプリ受賞(Chicago Poodle)
2003年 「同志社大学育英賞」受賞
2004年 「エコ京都21」認定(きゅうたなべ倶楽部)
2004年  関西文化学術研究都市「都市びらき10周年」感謝状授与(きゅうたなべ 倶楽部)
2005年  内閣府「生活達人」認定
2005年  京都人間力大賞ファイナリスト
2007年  日本都市計画家協会「全国都市再生まちづくり会議」奨励賞受賞(きゅうたなべ倶楽部)
2012年  京都府「明日の京都」推進特別賞(地域公共人材開発機構)
2013年 「第7回全国大学まちづくり政策フォーラム」優秀賞受賞(杉岡ゼミ)
2013年 「第9回京都から発信する政策研究交流大会」優秀賞(杉岡ゼミ)
2014年 「京都府立大学学長賞」受賞(杉岡ゼミ)
2014年 「第10回京都から発信する政策研究交流大会」京都市長賞、優秀賞受賞(杉岡ゼミ)
2014年  2013年度京都府創発事業認定(京都丹波・写ガール隊)
2015年 「第9回全国大学まちづくり政策フォーラム」優秀賞、政策マネジメント研究所賞受賞(杉岡ゼミ)
2015年 「2015年京都丹波観光プランコンテスト」優秀賞受賞(杉岡ゼミ・京都丹波・写ガール隊)
2016年 「第4回 京の公共人材大賞」奨励賞受賞(京都丹波・写ガール隊)
2016年 「第10回全国大学まちづくり政策フォーラム」優秀賞、政策マネジメント研究所奨励賞受賞(杉岡ゼミ)
2016年 「京都府公立大学法人 理事長表彰」(京都丹波・写ガール隊、地域連携センター学生部会かごら)
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2013年07月25日

京都政策研究センター 下鴨サロン(司会)

京都府立大学 京都政策研究センター 第2回下鴨サロン

日 時:2013年7月25日(木)18:00~20:00
場 所:京都府職員研修センター2F 視聴覚室
講 師:足立 阿季子(京都府男女共同参画課長)
テーマ:「男女共同参画社会の実現~介護しながら働き続けられる京都府をめざして~」
司 会:杉岡 秀紀(企画調整マネージャー/講師)
URL:https://www.facebook.com/kpukpi  

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2013年07月21日

京都府立大学オープンキャンパス模擬講義

京都府立大学オープンキャンパス 公共政策学部模擬講義

と き:2013年7月21日(日) 13:30~14:00
     ※オープンキャンパス全体は、10:00~16:00です。
ところ:京都府立大学合同講義棟 第3講義室
講 師:杉岡 秀紀(公共政策学部 講師)
テーマ:「参議院は必要か?不要か?~府大版・白熱教室~」
H  P:http://www.kpu.ac.jp/cmsfiles/contents/0000003/3295/2013puroguramu.pdf
その他:本講義はオープンキャンパス参加者(高校生+親御さん1名)のために実施されるものです。  

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2013年07月19日

LORCユニット1第2回研究会

LORCユニット1第2回研究会

1.日時:7月19日(金)18:30~20:30

2.場所:龍谷大学深草キャンパス 21号館2階 LORC地域連携推進室
  http://www.ryukoku.ac.jp/fukakusa.html

3.内容:叢書執筆予定者の構想発表(敬称略)
     杉岡 秀紀(京都府立大学 公共政策学部 講師)
     尹 誠國(同志社大学 嘱託講師)
     大石 尚子(大学間連携事業 博士研究員)

4.その他:本研究会は龍谷大学地域公共人材・政策開発リサーチセンターの研究会になります。  

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2013年07月14日

京都式ソーシャルビジネス育成事業「プレゼン講座②」

京都式ソーシャルビジネス育成事業「プレゼン講座②」

京都式ソーシャル・ビジネスリーダー育成事業(表現方法・発表練習) 

○日時:2013年8月10日(土)10時30分~16時30分
○場所:成美大学
○主催:一般財団法人地域公共人材開発機構、特定非営利活動法人京都丹波・丹後ネットワーク
○内容:「ソーシャルビジネスプラン・プレゼンのブラッシュアップ」
○講師:杉岡 秀紀(京都府立大学公共政策学部講師)
○その他:本研修は、企業のインターンシップ研修なため、関係者のみの参加となります。  

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2013年07月13日

まち歩きミニレポート@宮津

「宮津」

と言えば、

「天橋立」

が出てくる人がほとんであろう。


その先入観は間違いでない。

しかし、当たり前のことだが、それだけでない。


現在、本学と宮津市で協働研究を進めている。

そのテーマは

「北前船港町・城下町まちづくり」

つまり、天橋立のむしろ周りに着目した

「海の宮津(港町)、陸の宮津(城下町)」

にスポットを当てた格好だ。


このようなテーマで重要になってくるのが

「現場感覚」

たとえば、

・まちの匂い
・まちの音
・まちの天気(気温)
・まちの勾配(坂)や地面の感覚
・まちの賑わい
・まちの名所と名所間の距離感
・まちの味
・まちを構成する人のおもてなし


などはインターネットやMAP見ていてもなかなか分からない。

したがって、

「五感によるまちあるき」

なしにには、

「点と点を結ぶ線」

は引けないのである。


といわけで、今日は休日ではあったが、前泊で宮津に入り

「宮津市(3名)、大学教員(5名)、研究員(1名)、大学院生(1名)、学部生1名のまち歩き隊」

のメンバーでまちを歩いた。


今日のコースは以下のとおり。

9:00  みやづ歴史の舘 集合
      島崎公園~ミップル
9:15  宮津公設市場
     キセンバ港館(丹海案内所)
     四軒町ピント館
9:30  三上家住宅
10:00 袋屋醤油店
10:10  佛性寺~大頂寺に至る寺町
10:30 今林家
10:40  和貴宮神社
10:50  カトリック宮津教会
11:00  大手川ふれあい広場
11:10 東堀川~新浜界隈
      宮津市役所
11:50  宮津駅
12:00  食品卸売センターふれあい朝市 
13:30  田井宮津ヨットハーバー
14:00  前尾記念文庫
15:00  ふりかえり、打ち合わせ


まず全体として助かったのは、暑すぎなかったこと。

これはラッキーとしか言いようがないが、まちあるきでは重要なポイントでもある。

とはいえ、途中ではゲリラ豪雨が一回あった。

京都府北部地域は昔から

「弁当忘れても傘忘れるな」

との言葉が残っているように、天気が変わりやすい。

今日の雨は日本全体を覆う高気圧によるもので直接の因果関係はないと思われるが、
こんな感じでよく天気が変わる。


まち全体を歩いてみての感想は、禅問答のような表現になるが

「歩けるまち」

であるということ。

このポイントは想像以上に重要である。

たとえば、とても良い観光資源があっても車でしか行けない、あるいは、
観光資源と観光資源が点在していて、時間的にどちらか選ばないと、
というケースは多い。

他方、宮津は大手川の西側に城下町が拡がり、花街であったころの名残も歩いて感じることができる。

とりわけ、

「重要文化財の三上家住宅」

は、230年の歴史の中で最大の町屋とも言われ、廻船業、酒造業、糸問屋を営み、町名主として名を馳せ、
西園寺公望や有栖川宮家とも知己があったというだけあり、圧巻であった。

ここで「港町」と「城下町」の両方の歴史を垣間見ることができる。


そして、一度北側の宮津湾の方を歩くと、海に関わる施設が集まり、海のまちを感じることができた。

個人的には、

・たたみのある「カトリック宮津協会」
・与謝蕪村が訪れ「蕪村寺」という異名もある「見性寺」とそこにいたる蕪村の句碑がある町並み
・「旧三上家住宅」の庭園で出迎えてくれる「みかちゃん」「かんちゃん」はじめ可愛い亀たち


などは写真以上にインパクトがあり、面白かった。


他方で、

・海の町を目指すにも関わらず、陸から海を望める砂浜が10mしかない。
・城下町の町並みにやや違和感のある原色の建物やオブジェが目立つ。
・一部石垣風なものが残っているが、城下町を感じるものが少ない(とりわけ城があった宮津駅周辺)


などなど色々な

「もったいない」

にも気づいた。


ともあれ、こうしてまちを実際に歩くこことで色々な思いが頭をよぎる。

そして、その歩いた人たちが

「異見」

を持ち寄ることにより、思わぬアイディアが生まれたりする。


「現地・現物・現実の三現主義」

は全てのものごとの基本(スタート)である。


今回のまち歩きを企画、また当日のコーディネートいただいた宮津市の皆さんに
改めて感謝申し上げたい。



平成25年7月13日

宵々々山を宮津で過ごした杉岡拝  

Posted by 杉岡 秀紀 at 23:59Comments(0)杉岡日記より

2013年07月12日

きゅうたなべ倶楽部10周年記念式典

「きゅうたなべ倶楽部10周年記念式典」

日 時:2013年8月31日 18時受付、18時半開会
場 所:京都タワーホテル
内 容:①発起人挨拶
     杉岡 秀紀(きゅうたなべ倶楽部発起人/京都府立大学公共政策学部講師)
    ②祝辞
     田宮 宏悦 氏(舞妓の茶本舗会長)
    ③乾杯
      上村 崇 氏(京都府会議員)
    ④10周年記念企画
    ⑤記念品贈呈
    ⑥閉会の挨拶
     今川 晃 氏(同志社大学政策学部長)
    ⑦謝辞
     有地 淑羽(きゅうたなべ倶楽部市民代表)
費 用:8,000円
        

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2013年07月11日

同窓会副会長に感謝

「“ばかず”というのは場数とバカの数。この両方が必要なんやで」

「明るくは、あっ軽く、暗くというのは、「苦」がやって「来」る。どんなときも明るくが大事なんや」



こんなセリフはなかなか通常の講義からは出てこない。

しかし、

「大学の先輩後輩」

という利害を超えた関係だからだろうか。

絶妙のタイミングで、そして、押し付けがましくなく、さらりと学生にアドバイス。



このセリフの主は、本学同窓会副会長のOさん。

http://kpudosokai.7days.jp/

7月5日に開催した私のゼミと同窓会と共同企画イベントの反省会を兼ねて、本日のゼミに来てもらった。


Oさんは本学の文学部の卒業生で、新聞社(出版部門)勤務の後、30代で独立され、その後

「フリーランスのライター」

として、ペン一本で人生勝負されてきた。

その数なんと

「7000人」。

誰よりも京都府立大学を愛し、誰よりも京都府立大学を憂い、
誰よりも京都府立大学のために記事を書く方である。

何よりアツい。そして、若い(見た目は40代)。


私とのご縁は、たまたまOさんが編集長を務める、本学の同窓会誌

「SA・KU・RA」

http://kpudosokai.7days.jp/

を見たとき。

直感的に

「この記事には愛がある」

と感じ、窓口の企画課に

「この記事を書いているのは誰ですか?」

と聞きにいった。


それからは早かった。

ちょうどゼミで

「大学と地域社会とをつなぐ」

をキーワードに活動したこともあり、ゼミの中から

「府大の過去と現在を教えてもらいにいこう」
「そもそも一番身近な社会=OBでは?」


という会話が繰り広げていたのだ。


私のモットーは

「答えは机の上にも、本の中にもない」
「課題解決をしたければ、現場に近づけ」。


という訳で、早速同窓会にアポを取り、挨拶も兼ね、
ゼミと同窓会で意見交換をしに参った。


私の尊敬する教育学者、森信三先生の言葉に

「人間は一生のうち逢うべき人には 必ず逢える。しかも一瞬早過ぎず、一瞬遅すぎない時に」

という言葉がある。

Oさんと実際に出会ったときの印象はまさにそんな衝撃であった。


「府大という良い意味のレッテルと悪い意味のレッテルを背負ってきた」

これはいつもOさんが我々に伝えてくれるメッセージであり、入ってみて初めて気づく、
本学の本質を言い現した表現でもある。

この問題意識と可能性があるからOさんは、ライターとしてOBとして、

「書くことで母校への恩返し」

をして来られた。

しかし、それでもなお

「大学との距離を感じる」

という。


言わずもがな、ここに我々とコラボする

「余白(伸びしろ)」

があった。


今回のイベントのミッションは

①大学(ゼミ)と同窓会が対等に、それでいてfbなど新しい手法で協働する(足跡をつくる)。
②良い意味で府大らしくない「キーワード」を打ち出し、府大の中に新しい風を送る。
③上記のイベントを大学のトップ(学長・副学長)や外部(メディア、他大学、一般社会人)にも伝え、発信する。


という3点においた。

詳細は、

http://e013.dgblog.dreamgate.gr.jp/e105317.html

に譲るが、結論から言えば大成功であった。


今日の反省会でもつくづく思ったこと。

それは、

「仕事は何をするかも大事だが、誰と組むかがもっと大事」

であるということ。


Oさんの心遣いにより、今年度の「SA・KU・RA」では

「4ページ」

もゼミ生に執筆の機会を頂けた。


「汗をかく、文字をかく、恥をかく」



「サンカク」

というが、ぜひ今後も汗と文字、時々恥もかきながらであるが、
学生ともども、Oさんに色々教えていただきながら、

「0から1をつくる」

協働をしてまいりたい。


>Oさん

いつもありがとございます。

今日もご指導ありがとうございました。

チーズケーキの差し入れにも感謝申し上げます!

「一日一食主義」のOさんの前でたらふく頂いてしまい、
大変恐縮でしたが、とてもおいしかったです!


平成25年7月11日(セブンイレブン、良い気分!)

すぎおか拝





  

Posted by 杉岡 秀紀 at 21:00Comments(0)杉岡日記より

2013年07月10日

ゲスト講師に感謝

今日は政治学Ⅰ(地方政治)

の講義のゲストスピーカーとして

「上村 崇 京都府議会議員」

http://www.kamimura.ne.jp/wp/

にお越しいただき、90分間、深い(笑)お話を頂いた。


上村さんは私のまちづくりの原点である

「京田辺」

選出の府議会議員で、現在3期目。

その前にも

「京田辺市議会議員」

を1期(当時最年少)勤められたので、トータル4期目の中堅議員である。


現在

・関西広域連合議会 議員  http://www.kouiki-kansai.jp/contents.php?id=62
・京都地方税機構議会 議員 http://www.zeimukyodoka.jp/gikai/files/giinmeibo_250524.pdf 
・ローカル・マニフェスト推進地方議員連盟 共同代表 http://www.local-manifesto.jp/gikaigiin/representative/index.html


も兼任されているので、私が存じ上げている議員の中でも特に

「八面六臂」

の活躍されている議員さんと言える。

また、たまたま私の母校の大学院の先輩でもある。


本日の狙いとしては、事前打ち合わせで決めた

・京都府議会議員の仕事
・都道府県議員と市町村議員の違い
・職業としての地方政治家


という3点においていたが、それに留まらず、

・なぜ20代で議員を目指したのか
・京都府と京都府立大学の関係性 ※上村議員は元々文教委員会委員長
・若者が選挙に行かないと、なぜダメなのか
・議員以外での地域活動
・国政選挙での府議会議員の役割


などなど、大学生(とりわけ府大生)にとって身近な話題も沢山提供いただけた。


現場と理論をつなぐ重要性が指摘される中で、こうした

「現場の風を運ぶ」

のが教員の役割である。

と同時に

「どんな風を運ぶのか」

も問われるところである。


その意味で、

「上村議員にお願いしてよかった」

と再認識させられた一日であった。


>上村さん

今日は選挙期間中の大変お忙しいところ、どうもありがとございました!



平成25年7月10日

すぎおか拝







  

Posted by 杉岡 秀紀 at 20:30Comments(0)杉岡日記より

2013年07月09日

【書評】谷尻豊寿『親子で勝ち抜く就職成就』

谷尻豊寿『親子で勝ち抜く就職成就』技術評論社、2005


就職本と言えば

「ハウツー本」

が多い。

たとえば、

・自己分析対策
・SPI対策
・エントリーシートの書き方


などなど。

そのような就職本が多い中で、本書は異色である。

確かにハウツーの部分がないわけではない。

しかし、そのほとんどが

「自身の体験と甥の就職支援した経験」

で書かれており、非常に体験的、実践的である。


何より本書で強調されているのは、

・フリーターの未来は明るくない。
・やりたいことができるフリーランサーは決して楽じゃない
・ニートはフリーターよりもさらに厳しい


など、

「社会の厳しさ」

についてである。

このことを谷尻氏自身の(苦い)経験を元に書いているだけに言葉が重い。


中段部分(第2章)では、実際に著書が関わった甥自らが、自身の就職を振り返っている。

この部分も自伝的かつドキュメンタリー風で面白い。


私が一番面白いと思ったのは、この甥への就職支援で伯父である谷尻氏が行う

「読書のススメ」

である。

ただ、本を貸すだけではない。

当然その本にテーマがあり、ここに

「代弁性」

を託しているのだ。


そして、本というのは貸しただけでは読まないので、

・期限を決める(一週間)
・感想文を書かす
・そのテーマについて議論する


という、手間暇かかるバックアップをしている。

これこそが本書でおそらく一番訴えたい

「親(あるいは親の代わりになる人)の役割」

なのであろう。

というのも、これを就職塾の先生や大学の先生にやれと言われても、
人数が多過ぎて対応できないからである。

この

「絶好のタイミング」

で、本を読み進める中での気づきが就活生を一回りも二回りも就活生を成長させることは、
私も経験則上よく分かる。

要すれば

「喉が渇いた時の水は美味しい」

のである。


話がやや前後するが、冒頭で谷尻氏がこのような問題提起をしている。

「就職指導は、就職のプロ集団にしかできないものだろうか?」

本書はこの問いに応えるべく、書かれている。

やや古い本ではあるが、内容は全く古くない。

親の視点、大学生の視点、両方の眼から見て、いろいろと気づきのある一冊だと思う。



平成25年7月9日

杉岡 秀紀 拝


【本情報】
谷尻豊久『親子で勝ち抜く就職成就』技術評論社、2005
(目次)
プロローグ 私が就職問題に首を突っ込んだワケ(就職指導は就職のプロ集団にしかできない!?
       親こそ最適なサポーター ほか)
第1部 働かなきゃダメ!(社会には基準になるモノサシがない、学生は社会に出るための猶予期間 ほか)
第2部 実録!甥の就職体験記(約束されていたはずの就職先僕の理想の企業 ほか)
第3部 親子で闘う就職活動のポイント(自発的に就職活動をする学生は先輩の姿を見ていたから就職活動は早すぎても問題 ほか)
エピローグ これさえわかれば誰にでもできる!(継続するための我慢強さを養おう)




  

Posted by 杉岡 秀紀 at 00:00Comments(0)大学生に薦めたい一冊

2013年07月08日

志コンテストを終えて

3年前に母校の

「ホームカミングデー」

というイベントのリニューアルに携わった。


同志社大学の歴史は長いが、このイベントの歴史はまだ10余年しかない。

とはいえ、OBが約36万人いる中で、このイベントで帰って来てくださるOBはわずか

「3,000人前後(約1%)」。

この数値を少しでもあげるために、ということでリニューアルのために有志のOB、現役学生に集まってもらい、
企画一つ一つをある種

「事業仕分け」

にかけることとした。そして、既存イベントの見直しだけでなく、

「新しい企画」

も創ることとした。

その一つが今回取り上げる

「志コンテスト」

http://www.doshisha.ac.jp/alumni/info/kokorozashi.html

である。


HPにも掲載されているが、同志社大学創立者・新島襄は、当時鎖国政策を敷く日本から単身渡米した。

そして、ラットランドという教会で

『日本にキリスト教主義の学校を設立する!』

という熱い志を訴え、感銘を受けた人々から5000ドルもの寄付を得た。

その中には持ち金の全てを差し出した農夫と寡婦の2ドルが含まれていたという。

「持ち金全てを差し出しても彼の想いを応援したい」

つまりは今の同志社は、彼らの善意とこの“2ドルの精神”から生まれたと言っても過言ではない。

そこで、この原点を忘れてはいけない、という思い(あるいは一人でも多くの学生に伝えたい)と、
新島のような熱い志を持った学生は現在にもたくさんいるはずという仮説を実証するために作ったのが、
この「志」コンテストであった。


概要はHPに譲るとして、今年は4名の志を聞き、OB5名(元副学長、元実行委員長、OB経営者×2名、昨年度新島賞者)で審査をさせてもらった。

一人目は、会社で解雇された心の痛みを農が癒してくれた経験から農と心のセラピーをつながという社会人学生。

二人目は、途上国での買春問題との遭遇し、今のNGO活動の幅を広げるためにMBA取得を目指す学生。

三人目は、大学の悪いニュースばかりに嫌気がさし、もっと良い部分を広報できるように具体的にアクションする学生。

最後四人目は、障がいのある兄弟を持った経験から、健常者と障がい者とのシェアハウスを作る夢を持つ学生であった。


夢に正解や間違いもない。

また、その夢は一つとは限らない。

その中で、こうして堂々と夢について語れるのは素晴しいことである。




最後の講評でもまとめたが、4人に共通していたのは

①ほっとけない!という原点
 →世の中にある「無/未/非/不」に対する違和感

②傷ついた人が、気づき、築かなければいけないという責任感

③「いつか、どこかで、誰かが」ではなく、「いま、ここで、私が」と言える勇気


この3点であろう。


そして、私が贈ったのは

・「ならぬことはならぬのです」と言える同志魂(良心)は素晴らしい。
・しかし、人一人の力は微力。したがって、「何をやるか」も重要だが、「誰と組むか」もより大切。


というシンプルな2メッセージのみ。


今年も協賛団体(OB団体)はもとより、審査員の中に昨年度の新島賞(30万円)の受賞者が入っているし、
はたまた、昨年度の運営側の責任者が来ていたり、志を支援する輪もどんどん広がっている。

他方、京田辺での開催は必要ないのか、新島が行ったように英語でのスピーチは必要ないか、大学生だけでなく、
中高生も巻き込んだオール同志社で取り組む余白はないか、との課題も見えた。

これについては、ぜひ来年度のスタッフに詰めていったほしい。



ともあれ、参院戦真っ只中であったが、彼らにも思わず投票したくなる4方であった。

7月7日という

「一期一会の日」

を実感する日に開催されたことも意義深い。

この志高い4名の皆さんと次の機会に出会える日が楽しみである。



平成25年7月8日

すぎおか拝



  

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2013年07月07日

同志社大学ホームカミングデー2013「志コンテスト」

同志社大学ホームカミングデー2013「志コンテスト」審査員

日 時:2013年7月7日(日)15:00~17:00
場 所:神学館3階礼拝堂
審査員:西村 卓(同志社大学経済学部教授)
     杉岡 秀紀(同志社大学政策学部嘱託講師/京都府立大学講師)
     大野 長八(大野アソシエイツ代表/大阪府立大学非常勤講師)
     孫 聖和(株式会社寿王 代表取締役)
     小泉 雪奈(志コンテスト2012新島賞受賞者)
詳 細:http://www.doshisha.ac.jp/alumni/info/kokorozashi.html  

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2013年07月05日

「やりたいことを仕事(キャリア)にする」

「やりたいことを仕事(キャリア)にする」

日時:平成25年7月5日(金)午後4時30分から6時30分まで

場所:京都府立大学 合同講義棟 第2講義室 

内容
(1)開会の挨拶
  杉岡 秀紀(公共政策学部講師)

(2)基調講演 「やりたいことを仕事にする!」
  谷尻 豊寿氏(株式会社メディックエンジニアリング代表取締役/京都府立大学農学部1984年卒業生)

(3)パネルディスカッション 「やりたいことを仕事にする?」
  谷尻 豊寿氏(前出)
  平井 悟志氏(京都府立大学OB福祉社会学部2007年度卒業生、現在起業準備中)
  浮田 直輝(京都府立大学公共政策学部4回生) 
  中村 千波(京都府立大学大公共政策学部3回生)
   ※パネル時には聴講者(学生のみ)がFBで意見・疑問等を書き込むことで討論へ参加します

(4)閉会の挨拶
  越智田 吉生(京都府立大学同窓会副会長)
  

Posted by 杉岡 秀紀 at 00:00Comments(0)講演・講座など

2013年07月01日

ワタクシ流「坂口恭平」論①

「坂口恭平」

なる面白い人間がいる。

今日は彼の肩書きについて考えてみたい。


私より2つ上で、

大学では建築学科を卒業した

「建築家」

である。

しかしいわゆる「建築」はしない。

立てるのは、「0円ハウス」や「モバイルハウス」と呼ばれる特殊な家々である。


小説も書いている。なので

「作家」

でもある。

ただし、どちらかと言えばノンフィクション的なアプローチが多い。
その意味では、どちから言えば「ルポライター風」である。


生活が困れば、ストリート音楽でお金を稼ぐ。
実際CDも出している。なので、

「ミュージシャン(シンガーソングライター)」

でもある。


また、絵や写真もうまい。卒論は写真集として出版た。
最近では、ドローイングをまとめた本も出版している。つまり、

「写真家」

「画家(絵かき)」

でもある。

何より、新政府を熊本で勝手につくり、日本国憲法を(ある意味)無視して

「初代総理大臣」

とまで名乗っている。

これほど肩書きを持つ人間はそう多くないだろう(国勢調査などでは彼はどんな職業で申請しているのであろうか)。

しかし、このことは翻って

「職業=一つであるべき」

というステレオタイプの世間や自分がいることを思い知らされる。

いつの時代も

「新人類」

という言葉があるが、そんなカテゴリーにも何だか収まりきらない。

むしろ

「坂口恭平という職業」

あるいは、

「坂口恭平という役割」

が必要ではないか、そんなことすら考えてしまう。


とはいえ、何か枠にはめたい、形容してみたい、と思うのも人の性(さが)である。

そこで今日は敢えて彼の肩書きを考えてみたい。


まずは思いつくのが

「表現家」

という肩書きである。

この場合、単なる作品だけでなく、「思考」や「発言」「行動」も含めて、
というのがミソであろう。


次に

「発見家」

というのはどうだろう。

彼の最大の関心事であり、学校は路上生活者である。

作家としての作品や写真家としての写真や画家としての絵もすべて
ここに原点であると言っていい。

そして、路上生活者の知恵や、路上生活者の方の家を

「世間とはまったく違った見方、見立てで再評価、再考」

している。

ただし、発見の対象はモノそのものではない。

その意味では、

「ものごとの発見家」

と言葉を足した方がよいかもしれない。



最後に思いつくのは

「アーティスト」

という肩書きである。

ただし、これも音楽家写真家、画家、作家という
分野別の狭い意味でのアーティストではない。

「アート(art)=生きる術」

という文脈、意味でのアーティストである。

その昔

「ライフ・オブ・アート」「アート・オブ・ライフ」

という言葉があったが、まさに彼にぴったりではないだろうか。


という訳で今日は

「坂口恭平なる肩書き」

について考えてみた。

今度は

「坂口恭平なる力」

について愚考してみたい。


すぎおか拝

  

Posted by 杉岡 秀紀 at 23:59Comments(0)杉岡日記より